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橘川幸夫
コロナが何をしたか?(新刊・仮題)
ご推薦と期待のお言葉のお願い。
2020年にはじまったコロナ・パンデミックは世界中を不安と混乱に陥れました。私の大学での講義も全面オンラインになり、社会は停滞しました。その中での唯一の光明はZoomというオンラインツールでした。これまでも、Zoomをはじめさまざまなツールを使ってオンライン会議をやってきましたが、コロナ状況になって、学生や社会人の多くが、はじめてZoomやTeamsなどのツールに触れ、作法を取得していきました。
2020年の夏、私がこれまでやっていた私塾のリアルテキスト塾をやめて、新しく「YAMI大学深呼吸学部」を創設し、塾生を集めました。「YAMI大学」というのは、1980年代からの友人である作家の田口ランディとその仲間たちと協議をして、「コロナ状況は戦争中の大空襲みたいなものだ。やがて戦争が終わると、焼け跡に闇市がうまれて、さまざまな露天が登場し、そのパワーの中から戦後の新しい文化が生まれたのだ。いまこそ、闇市の中で、それぞれが自分のテーマで露店みたいな塾を開こう」という、かなり強引なロジックではじめた(笑)
橘川が広いた露天の私塾が深呼吸学部であった。コロナで在宅生活の人が増えたこともあり、大半はこれまで面識のない人たちが続々と参加してくれた。
それから3年。深呼吸学部はさまざまな体験をし、新しい交流が生まれ、いよいよ「アフターコロナ」へ具体的に動きつつある。
コロナ・パンデミックは私たちにさまざまな体験を与えた。なによりも、これまで半ば惰性で過ごしてきた近代社会の生活を一度止めて、停止したところで、もういちど、過去と未来を見渡すことが出来たのではないか。
2023年、橘川幸夫は、この3年間で思ったこと感じたこと、得たもの失ったものを整理して、書籍化することにした。今後、さまざまな人が「コロナが何をしたか?」について自問自答して、未来を探る活動がはじまるだろうと思う。
刊行に際して、友人各位の推薦と協力をお願いいたします。
橘川幸夫
友人各位へのお願い。
★2月18日イベントに向けてのクラファンはじまっています。ご協力、宣伝拡散よろしくお願いします。
橘川幸夫の新刊「コロナが何をしたか?」(仮題)
一般社団法人参加型社会学会設立記念イベント
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